1954.9昭和29年
中央研究所創業
創業社長・齋田重行(故人)が、「創り出すことの魅力」にとりつかれて脱サラ後、東京・大田区雑色(ぞうしき)の前島塗装店(木造平屋建て)1階に間借りして機械設計の請負仕事を個人で始めたのは昭和29年(1954) 9月。ここから社長を現会長に託すまで、「ただ夢中で走りつづけ、働き、駆け上がる人生」の40年間がスタートしました。
1955.9昭和30年
株式会社中央設計所設立
創業翌年の昭和30年(1955)には「株式会社中央設計所」として設立登記し、本格的に事業開始。小松製作所をはじめ千代田化工、日本鋼管鶴見造船所、トキコなどの技術協力をしていました。
機械設計専門の会社は、今ではたくさんありますが、そのほとんどは昭和40年(1965)以降の設立とか。当社は、まさにパイオ二ア的存在であり、当社の歩みは業界の歴史とも言えます。
1960.4昭和35年
名古屋出張所開設
名古屋への進出は、創業社長の以前の勤務先の同僚が三菱重工に勤務されており、昭和31年(1956)、創業社長がその方に会われたのがきっかけです。最初の仕事はF-86戦闘機の治工具設計(大江工場)ですが、当時、三菱重工と直接取引をできる会社は東京コンサルティング(同社社長は創業社長と以前の勤務先で同僚)だけだったため、東京コンサルティングから請負の仕事をしていました。三菱重工との直接取引が始まった昭和33年(1958)以降、大幸の治工具設計から直接取引が可能になり、昭和36年には大江の治工具設計も開始しました。
仕事をする上では、事務所が必要になり昭和35年に名古屋出張所を開設しました。
1963.8昭和38年
株式会社中央エンジニアリングに社名変更
昭和38年(1963)8月に現在の西蒲田に鉄筋5階建ての齋田ビルを新築。これが平成6年4月まで本社や東京技術部門の拠点であった蒲田事務所です。同時に社名を「株式会社中央エンジニアリング」に変更し、新たな出発をしました。
1963.8昭和38年