株式会社中央エンジニアリング

映像デバイス系の設計開発を専門に
駆動基板設計と基板評価

1つのデバイスの設計プロジェクトから
基板全体に関わる現在の仕事

主な仕事内容について、どんなことをしているのか詳しく教えてください

有機ELパネルの工場検査用の駆動基板設計と基板評価を主に担当しています。映像デバイス系の設計開発が専門です。プロジェクトにおいては、進捗管理や顧客との認識合わせ、方針の確認なども行い、納品後も基板納入後の課題や不具合の調査を行い、解決に向けて顧客とのミーティング等を行っています。一つのプロジェクトを4〜6ヶ月ほどかけて携わることが多いです。

現在の仕事をするまでにどんなプロジェクトに携わってきましたか?

入社1年目からメーカーのビデオカメラの映像センサー周辺と映像処理デバイス周辺の回路設計に携わり、1つのデバイスに対して設計するようなプロジェクトに参加していました。 9年目からは、基板全体に関わる現在の仕事をしています。チームのリーダーとしても役割が増え、大きなステップアップになったと感じています。より多くの技術を学んでいきたいですね。

仕事でやりがいを感じたことや印象的だった出来ごとはどんなことですか?

途中から参加したプロジェクトの基板が動作せず、設計時のミスもあり多くの改修が必要となったことです。これまでの仕事のなかで1、2位を争う大変さでした。改修の精度にも問題があったため、何度もお客様からやり直しの指示や指摘を受けてしまいました。その時の経験を活かすことで、以降の基板では設計段階での見落としに注意し、改修精度も高められていると思います。

仕事をする上で気をつけていること、心がけていることはありますか?

プロジェクトやチームのメンバーが同じ目標に向かって進められるように、ミーティングなどでの伝達方法に気をつけています。さまざまな専門のメンバーが集まるため、1つの物事でもそれぞれ異なる視点を持っています。それを齟齬無く円滑に進行できるよう、メール、チャットや時には実際に製作したものを一緒に確認して認識をすり合わせることは重要ですね。また、それができることが中央エンジニアリングの強みでもあると思います。

上手くいったときだけでなく、
いかなかったときも含めて
試行錯誤することがおもしろい

あなたが考える「理想の設計 / テクノロジー」とは?

「顧客の要望だけでなく、将来的に必要になるであろう機能にも対応している設計」、「使用者側の目線での設計」、「次の設計者が何も聞かなくても理解でき、流用可能な設計」だと考えています。

エンジニアとしての仕事に興味を持ったのはどんなことがきっかけでしたか?

学生の時の課題でモノづくりを行ったことがきっかけです。学生の頃から映像センサーに関わり、自作のセンサーを作ったりしていました。上手くいったときだけでなく、いかなかったときも含めて試行錯誤することがおもしろかったです。

あなたが「いつか設計(開発)してみたい」と思うものはなんですか?

自律汎用型ロボットです。言ってしまえば、『ドラえもん』のような、自分で考えて人の役に立つロボットですね。実用化できるようにするには課題が多いですが、どうすれば作ることができるか今も考えたりします。

休日はどんな過ごし方をしていますか?

テニスなどの運動をしています。本格的にテニスをはじめたのは社会人になってからで、週に1回スクールに行ってもう10年続けてます。ドライブもいい気分転換になっています。

他の会社や多様な顧客から
幅広い知見を得ることができる

今後の目標ややってみたい仕事などを教えてください。

新しい技術を使ったモノづくりをしていきたいです。AIのような、自分が子どものときにはなかった技術は気になりますね。

中央エンジニアリングは、業界においてどんな会社だと思いますか?

業界における長い実績があるからこそ、メーカーからの厚い信頼を感じます。また、メカ、電気、ソフトの開発が一括でまとめてできることも頼りになる会社としての大きな一因になっていると思います。

中央エンジニアリングで働くことの魅力とは、あなたにとってはどんなところだと思いますか?

他の会社や多様な顧客と実際に会話することができ、幅広い知見を得ることができることです。

苦手意識があることでも
まずは一度挑戦をしてみることが大切

研修や社内制度では、どんなことを学びましたか?

リーダーシップ研修です。リーダーシップのやり方は様々であり、正解は一つではないことを学びました。自分が思うリーダーシップの取り方で、まとめていけばいいと思うようになりました。

入社を検討しているときに不安だったことはありますか?実際はどうでしたか?

メーカー先で求められていることができるのか、技術力アップはできるのかといったことが不安でした。実際には、メーカー先の方や他の会社から出向している方にも指導していただき、その場で技術を得ることができました。

入社を検討している方へ一言お願いします

さまざまな技術を経験できる会社なので、色んなことに興味を持ち、知ることからはじめてみませんか。苦手意識があることでもまずは一度挑戦をしてみる、そんなマインドを持っているいる人が向いている仕事だと思います。一緒に新しい技術へ挑戦していきましょう!